コンピュータ科学科では、
「高度情報化社会を支える新しいコンピュータ技術」を学びます。
様々な分野にわたるコンピュータ技術を研究する
近年、人間でなければ解けないと考えられてきた分野の問題を人工知能(Artificial Intelligence, AI)やロボットが解決できるようになってきました。本学科では、このような人工知能をはじめ、セキュリティといった人々の生活に直接関わる最新のコンピュータ技術の研究・開発に取り組みます。また、基礎的なソフトウェアやハードウェア技術をじっくり学べることも本学科の特長です。コンピュータの頭脳であるCPUの構成法(コンピュータアーキテクチャ)やオペレーティングシステム、アプリケーションの品質を高めるためのソフトウェア工学など様々な側面を学ぶことができます。
実際の携帯端末でプログラムを実行
携帯機器向けプログラム開発環境
情報基盤を支えるテーマを学ぶ
ネットワークにつながるものはコンピュータ以外にも、身近な家電製品から電力メータなどにも及びます。様々なモノが 結びついたネットワークはIoT(Internet of Things)と呼ばれ、人びとの生活様式にまで影響を与えようとしています。ネットにつながる無数のモノたちを自在にあやつるためのクラウド技術やインターネット技術など、これからの情報基盤の鍵となる様々なテーマを学びます。
高度情報技術教育を支えるサーバ群
ステレオカメラとFPGAボード
携帯端末を世界へのゲートウェイにするソフトウェア技術を学ぶ
世界中の人びとが日常的に扱うスマートフォンやタブレットといった携帯端末。それらは、ショッピング、銀行、チケットの予約といった世界中のウェブサービスへのゲートウェイ(門)の役割を果たす情報機器です。AndroidやiOSといった携帯端末向けのプログラミングを実際の端末機器を用いて経験することで、より実践的なソフトウェア開発技術を学ぶことができます。
本格的なCPU設計も学びます
プログラム可能なネットワーク機器も使えます
インターネットからの攻撃の解析と視覚化
学生インタビュー
山下 穂乃花さん
コンピュータ科学科
学生同士の支え合いが学びを後押し
人工知能の予測能力の高さに関心を持ち、その仕組みを知るために機械学習や深層学習を学びたいと考えて入学しました。現在は、コロナウイルス感染者数の推移を予測するという、私たちにとっても身近な問題をテーマに研究しています。深層学習の構造を理解するために専門的な論文を読み込むこともあり大変でしたが、試行錯誤しながらも自分たちでモデルを組み立てることができ、大きな達成感を得られました。情報科学部にはGBC(ガラス箱オフィスアワーセンター)という学生も参加するサポートの場があり、学業や学生生活について気軽に相談できるので心強いです。私も利用者や学生スタッフとしてGBCに参加し、活動を通じてたくさんの知人ができました。
コンピュータ科学科 教員紹介
名誉教授
大森 健児 名誉教授
- ホモトピー
- エンタープライズシステム
- サイバーワールド
小池 誠彦 名誉教授
- 並列・分散処理のアーキテクチャとその応用
狩野 覚 名誉教授
- 非線形レーザ一分光
マイケル
マクドナルド 名誉教授
- テクニカル・ライティング
- テキス卜分析
- コーパス言語学