本研究科在学生の立川 駿さんが Visual Computing 2025 でVC論文賞 2nd Prize および ポリフォニー・デジタル賞を受賞
情報科学研究科修士課程に在学中の立川 駿さんが筆頭著者を務めた研究発表が、2025年9月に早稲田大学 国際会議場で開催された学会 「Visual Computing 2025」 において、「VC論文賞 2nd Prize」 および 「ポリフォニー・デジタル賞」 を受賞しました。
Visual Computing 2025 は、コンピュータグラフィックス分野における国内で最も権威ある学会の一つです。立川さんは学部時代から、深層学習技術を用いた地形画像の再照明(Relighting) に関する研究に一貫して取り組んできました。再照明とは、既に撮影された画像を、別の光源環境下で撮影したかのような画像へ変換する技術です。
今回の発表では、拡散モデル(Diffusion Model)を学習に導入し、コンピュータグラフィックス技術を活用して多様な学習データを生成することで、より自然で説得力のある再照明を実現した研究成果を報告し、学会や企業から優秀な研究として認められ、受賞に至りました。
受賞情報
- 受賞者
- 立川 駿(情報科学研究科 情報科学専攻 修士課程 1年)
- 学会名
- Visual Computing 2025
- 開催日
- 2025年9月7日(日)~10日(水)
- 開催場所
- 早稲田大学 国際会議場
- 受賞日
- 2025年9月10日
- 受賞名
- VC論文賞 2nd Prize および ポリフォニー・デジタル賞
- 受賞論文名
- 拡散モデルに基づく単眼地形画像の再照明
- 共著者
- 佐藤 周平 (情報科学部・情報科学研究科 准教授 / プロメテック・ソフトウェア株式会社 CGリサーチ)

