このページについて
このページは、『法政大学情報システム』で履修登録を始める前に、「法政大学情報科学部生として履修登録をする上で最低限知っておいて欲しいこと」や、「履修登録はどのように進めれば良いか?」、「何を確認して履修を組めば良いか?」、等を掲載しています。
大学生は、受けたい(選択科目)・受けなければいけない(必修科目や選択必修科目)授業を自分自身で決め、履修登録を実施する必要があります(※ただし、情報科学部では受講指定・クラス指定の科目があるため、その該当科目のみ除く)。
では、自分が受けなければいけない授業や受けたい・興味がある授業をどのように探し、どのように決めるのでしょうか?このページでは、どのように履修登録を進めていけば良いかについて簡単に説明していきます。自分自身で授業の情報を集めて、時間割を組んで(履修登録)みましょう。
履修登録を始める前に・・・
- 授業コードについて
- 『情報科学部時間割表』で、「授業コード」が…
- 「J(ジェー)」から始まる科目は、情報科学部主催です。
- 「TZ(ティーゼット)」から始まる科目は、情報科学研究科(大学院)主催です。
- 「H(エイチ)」から始まる科目は、理工学部・生命科学部・KLAC(小金井リベラルアーツセンター)主催科目です。
- 法政大学情報システム上では、上記以外の頭文字から始める科目も表示されます。この科目は他の学部や他のセンターなどの主催科目です。
- 詳細を知りたい場合には、『法政大学Webシラバス』を確認してください。
- 『情報科学部時間割表』で、「授業コード」が…
- クラスについて
- 情報科学部のクラスは、学科・学生証番号(学籍番号)の下4桁により、以下のように分けられています。
- CS(コンピュータ科学科)
- Aクラス:0001~0099
- Bクラス:0101~0199
- DM(ディジタルメディア学科)
- Cクラス:1001~1099
- Dクラス:1101~1199
- CS(コンピュータ科学科)
- 情報科学部のクラスは、学科・学生証番号(学籍番号)の下4桁により、以下のように分けられています。
- コース制度について
- クラスの使用場所について
- クラスは主に「履修登録」する際に使用します。
- 科目毎にクラス指定されている場合があり、クラスしてされている科目を履修登録しないと単位を修得することができません。
- 科目毎のクラス指定については「時間割表」に記載されています。
- 一方で、法政大学情報システムや学習支援システム上にはクラスの記載はありませんので、必ず「時間割表」で授業コード(※クラス毎に授業コードが紐づいています)を確認してください。法政大学情報システムで該当の授業コード(正しいクラスのもの)を選択し、履修登録してください。
- どのクラスが履修できるかについて
- Aクラスの学生:時間割表中の「クラス」欄で「A」、「AB」、「ABCD」と書かれた科目は履修ができます。
- Bクラスの学生:時間割表中の「クラス」欄で「B」、「AB」、「ABCD」と書かれた科目は履修ができます。
- Cクラスの学生:時間割表中の「クラス」欄で「C」、「CD」、「ABCD」と書かれた科目は履修ができます。
- Dクラスの学生:時間割表中の「クラス」欄で「D」、「CD」、「ABCD」と書かれた科目は履修ができます。
- 英語科目のクラスについて
- 「1」が一番高いレベルのクラスです。
- 1年次配当(1年生以上履修可能)の英語科目は、CS学生用のAB1~AB4(計4クラス)、DM学生用のCD1~CD4(計4クラス)があります。
- 2年次以降配当の英語科目は、CS学生用のAB1~AB3(計3クラス)、DM学生用のCD1~CD3(計3クラス)があります。
- ○年次配当について
- 1年次配当の科目という意味は、「1年生以上が履修可能」です。
- 2年次配当の科目という意味は、「2年生以上が履修可能」です。
- 1年生は履修できません。
- 3年次配当の科目という意味は、「3年生以上が履修可能」です。
- 1・2年生は履修できません。
- 4年次配当の科目という意味は、「4年生以上が履修可能」です。
- 1~3年生は履修できません。
- 年間最大履修単位数(履修登録におけるCAP制度)について
- セメスタ制について
- セメスタ制(2 学期制)とは年度を春セメスタ(春学期)と秋セメスタ(秋学期)に分け、セメスタごとに単位を認定する授業方式をいいます。
- 情報科学部では一部科目がクオーター制です。詳細については、『履修ガイド』を確認してください。
- 春セメスタ(春学期)は4月から、秋セメスタ(秋学期)は9月から始まります。
- セメスタ制(2 学期制)とは年度を春セメスタ(春学期)と秋セメスタ(秋学期)に分け、セメスタごとに単位を認定する授業方式をいいます。
- クオーター制について
- 情報科学部では、一部科目においてセメスタをさらに半分(クオーター制)に分け、単位を認定する授業方式を取っています。
- 春セメスタ(春学期)の前半を「春学期前半」、春セメスタ(春学期)の後半を「春学期後半」と言います。
- 具体的には、1 年次配当の必修科目である「プログラミング入門1」と「プログラミング入門2」、2 年次配当の選択科目である「CF 特論」と「IS 特論」、「MS 特論」が該当します。
- 「プログラミング入門1」は春学期前半(4 月初旬~6 月初旬(7週にわたる授業期間))、「プログラミング入門2」は春学期後半(6 月初旬~7 月下旬(7週にわたる授業期間))にそれぞれ開講します。どちらの科目も春学期の履修登録期間に履修登録を行い、春学期末に成績が発表されます。
- 「CF 特論」と「IS 特論」、「MS 特論」は2 年次の秋学期に隔週でオンデマンド授業(7回の授業)として開講します。それぞれの科目は秋学期の履修登録期間に履修登録を行い、秋学期末に成績が発表されます。
- 科目の区分について
- 必修科目・コース必修科目
- 該当の科目の単位を修得しないと卒業できない科目のこと。
- 選択科目
- 科目群の中から学びたい科目を自由に選ぶことができる科目のこと。
- コース推奨科目
- 2年次から分かれる各コースの専門的知識を効率よく学ぶために、履修することが強く推奨される選択科目のことです。
- 2年次以降の選択科目については、所属するコースの推奨科目を中心に履修してください。
- 選択必修科目
- 選択科目の一種ですが、指定された複数の科目の中から指定単位数以上を修得しなければ卒業できない科目のこと。
- 公開選択科目
- 情報科学部で履修の設定がされている様々な科目群(学部を飛び越えた)の中から自由に選ぶことができる科目のこと。
- この科目を全く修得しなくても卒業することは可能。詳細は、履修ガイドを確認してください。
- 必修科目・コース必修科目
- (最新版)情報科学部履修ガイド
- 法政大学情報科学部を卒業するためのバイブルです。
- 履修ガイドには、進級・卒業までに必要な単位数やそれに伴う要件、学部のカリキュラム・科目、授業、履修登録の方法やルール、各種手続きなど、学部4年間の修学に関する情報が掲載されています。
- (最新版)情報科学部時間割表
- 情報科学部主催科目(授業コードが「J」から始まる科目)を中心に掲載した時間割です。
- さらに、情報科学部生が主に履修する可能性が高い他学部科目等(理工学部主催の教職科目と人文科目(授業コード「H」)も含む)を追加で掲載しています。
- 「何曜日」、「何時限目」、「授業コード」、「科目名」、「学年(配当年次:履修できる学年のこと)」、「(履修可能な)クラス」、授業を実施している「教室」、などの情報が掲載されています。
- 特に、「授業コード」と「クラス」は時間割表で確認してください。
- 情報科学部主催科目(授業コードが「J」から始まる科目)を中心に掲載した時間割です。
- 法政大学Webシラバス
- 開講されている科目ごとに「授業の内容」や「進め方」、「成績評価方法」、使用する「教科書」や「参考書」、「履修条件」、などが掲載されています。
上記の資料は最低限必ず確認が必要な資料です。この最低限確認が必要な資料について、次のStep以降に確認すべきことをまとめています。
その他、履修登録にあたって必要な情報は情報科学HPの「在学生の方へ」に掲載されています。こちらも良く確認してください。
初めに、進級するために必要な条件(進級要件)について、『履修ガイド』の「進級・卒業要件」>「進級するためには」で確認してください。
法政大学情報科学部の進級要件に記載されているご自身の該当学年の累計の単位数を年度末に修得できていないと、進級することができません。最低限、その学年で何単位修得する必要があるか事前に確認し、進級要件を理解しておきましょう。
- 情報科学部の進級要件の簡単な要約
- 各年次1年以上在籍すること(休学期間は含みません)
- 累計○○単位以上を修得していること
- 「○○」の部分の単位数は『履修ガイド』を確認しましょう!
ここで、ワンポイント!
2024年4月現在、法政大学情報科学部は1年生から2年生への進級(2年次進級要件)は、1年次を1年以上在籍(※休学期間は除く)し、「累計18単位以上」修得することと比較的簡単な条件です。また、2年生から3年生への進級(3年次進級要件)は、2年次を1年以上在籍(※休学期間は除く)し、「累計56単位以上」修得することです。
もし仮に1年次に「累計18単位」で2年次に進級したとすると、2年生から3年生へ進級するためには、2年次の1年間で「38単位(=56-18)以上」修得する必要があります。年間履修上限は49単位のため、進級が非常に危ぶまれる状況です。1年間で履修できる単位数には上限(年間履修上限)があるため、事前に進級要件を理解した上で、履修登録するようにしましょう。
次に、卒業するために必要な条件(卒業要件)について、『履修ガイド』の「進級・卒業要件」>「卒業するためには」で確認してください。
法政大学情報科学部の卒業要件に記載されている内容を全て満たさなければ卒業することはできません。特に、進級要件と異なり、累計の単位数だけでなく、科目群ごとの所要単位を1つでも満たさないと卒業出来ません。
- 情報科学部の卒業要件の簡単な要約
- 入学年度によって要件が異なること
- 4年以上在学していること(休学期間は含みません)
- 卒業所要単位内の科目を124単位以上修得していること
- かつ、科目群ごとの所要単位数を満たしていること(※入学年度によって異なる)
- 必修科目を全て修得していること
- 選択必修科目がある場合には別途条件があります
前項の「Step.2 進級するために必要な条件について」では、「最低限、その学年で何単位修得する必要があるか」とお伝えしましたが、実際には「4年生の卒業までに科目群ごとの要件を満たしている」必要があります。4年生になってから科目群ごとの要件を意識するのではなく、各学年で、科目群ごとに今後何単位履修する必要かを考えながら履修を検討してください。
ここで、ワンポイント①!
『履修ガイド』>「進級・卒業要件」>「卒業するためには」>「卒業所要単位数」の表があります。この表において、「科目群」ごとの「必要単位数」が明記されています(※入学年度によって異なります!)。つまり、卒業に必要な最低限の124単位の内訳が書かれています。この内訳の条件を全て満たさないと卒業できません。
ここで、ワンポイント②!
『履修ガイド』>「進級・卒業要件」>「卒業するためには」>「卒業所要単位数」の表には「科目群」ごとの「必要単位数」(各科目群の内訳)が明記されています。
3・4年生になってから苦しむ例として、特定の科目群を修得しすぎている学生がいます。特に、多いパターンとして「教養科目」群や「公開選択科目」群の単位を修得し過ぎということがあります。
教養科目群は、卒業に必要な単位数は「10単位」であり、これ以上の単位数を履修・修得することは可能ですが、教養科目群以外の「卒業に必要な最低限の124単位の内訳」も満たさないと卒業することができません。単純に計算すると、「(124単位)ー(英語科目10単位+教養科目10単位)=104単位」となります。仮に教養科目を20単位修得したとしても、「(124単位)ー(英語科目10単位+教養科目10単位)=104単位」の計算に変わりはなく、専門教育科目+公開選択科目の合計で「104単位」以上修得しないといけません。
また、公開選択科目群は、卒業に必要な単位数は「0~4単位」であり、これ以上の単位数を履修・修得することは可能ですが、こちらも公開選択科目群以外の「卒業に必要な最低限の124単位の内訳」も満たさないと卒業することができません。具体的に見ていくと、専門教育科目+公開選択科目の合計で「104単位」以上修得する必要があるため、単純に計算すると「(104単位)-(公開選択科目4単位)=100単位(※公開選択科目を未修得(0単位)の場合は、104単位以上)」となります。つまり、公開選択科目群を4単位以上修得したとしても、専門教育科目群を100単位以上修得出来なければ卒業することができません。
各学年・各学期において、卒業までに「どの科目群をあと何単位修得しないといけないか」を確認しながら履修登録を実施する必要があります。では、どの科目群にどの科目が所属しているのか?必ず修得しないといけない科目(必修科目)は何か?を次のStepで確認します。
必修科目はどの科目なのか?や、どの科目群に属する科目なのか?について、『履修ガイド』>「情報科学部カリキュラム」で確認してください。また、必修科目の確認だけであれば『時間割表』でも確認が可能です。
- どの科目群に属する科目かを確認するには・・・
- 『履修ガイド』>「情報科学部カリキュラム」>入学年度ごとのカリキュラム表
- 必修科目を確認するには・・・
カリキュラム表の読み方!
カリキュラム表内の「学科必修」欄や「コース必修/推奨」欄の記号で「○」が付いた科目が「必修科目」です。また、入学年度や2年次以降のコースによって「選○」が付いた科目があり、これが「選択必修科目」です。
具体的なカリキュラム表の読み方!
例1
- 表の上段の文言
- 入学年度によってカリキュラムが異なる。
- この科目は「専門教育科目」>「科学基礎科目」群に所属していることがわかる。
- つまり、この科目を修得すると、Step.3で説明した「卒業所要単位数」表の「専門教育科目」>「科学基礎科目」に集計される。
- 「単位」欄
- この科目を修得すると、「2」と書かれているので「2単位」を修得できる。
- 「学科必修」・「コース必修/推奨」欄
- Point:「学科必修(○)」と「コース推奨(△)」では、「学科必修」が優先!
- CS所属の学生:コースに寄らず「選択科目(空欄)」
- CFコース:コースにおいても「選択科目(空欄)」。
- IS/MSコース:学科の「選択科目(空欄)」だが、「コース推奨(△)」なので履修することが望ましい。
- ただし、「推奨」は卒業要件に定めがないため、修得できなくても卒業は可能。
- DM所属の学生:コースに寄らず「必修科目(○)」
- CFコース:「コース推奨(△)」ではないが、学科の「必修科目(○)」なので、必ず履修し、修得する必要がある!
- 「学年」欄
- これが「配当年次(=履修可能な学年)」を表す。
- この科目は「1」と記載されているので、「1年生以上」の学生が履修可能(これを「1年次配当」と呼ぶ)。
- 「セメスタ」欄
- 「1」と記載されているので、「1年生春学期」を表す。
- つまり、この科目は「春学期」のみに開講されている。
- 春学期履修登録期間にのみ履修登録可能。
- 「授業クラス指定」欄
- 学科やクラスに分けて授業を複数開講する科目には、「授業クラス指定」欄にクラス名を表示しています。
- 「AB/CD」と記載されているので、「CS」用の「AB」クラスと「DM」用の「CD」クラスの2クラスが開講される。
- 自身の所属するクラス(=学科)以外を履修登録すると、単位は修得できないので、注意!
- ちなみに、空白の場合にはクラス指定(=ABCDクラス)はない。つまり、1クラスの開講を表す。
- 「履修上の注意」欄
例2
- 表の上段の文言
- 入学年度によってカリキュラムが異なる。
- この科目は「専門教育科目」>「専門科目」>「コース専門科目」群に所属していることがわかる。
- つまり、この科目を修得すると、Step.3で説明した「卒業所要単位数」表の「専門教育科目」>「専門科目」>「コース専門科目」に集計される。
- 「単位」欄
- この科目を修得すると、「2」と書かれているので「2単位」を修得できる。
- 「学科必修」・「コース必修/推奨」欄
- Point:「コース必修(○)」は所属学科に関わらず必修科目!
- (学科に関わらず)MSコース:「コースの必修科目(○)」なので、必ず履修し、修得する必要がある!
- (学科に関わらず)CF/ISコース:「コース推奨(△)」なので履修することが望ましい
- ただし、「推奨」は卒業要件に定めがないため、修得できなくても卒業は可能。
- 「学年」欄
- これが「配当年次(=履修可能な学年)」を表す。
- この科目は「2」と記載されているので、「2年生以上」の学生が履修可能(これを「2年次配当」と呼ぶ)。
- 「セメスタ」欄
- 「3」と記載されているので、「2年生春学期」を表す。
- つまり、この科目は「春学期」のみに開講されている。
- 春学期履修登録期間にのみ履修登録可能。
- 「授業クラス指定」欄
- 学科やクラスに分けて授業を複数開講する科目には、「授業クラス指定」欄にクラス名を表示しています。
- 「AB/CD」と記載されているので、「CS」用の「AB」クラスと「DM」用の「CD」クラスの2クラスが開講される。
- 自身の所属するクラス(=学科)以外を履修登録すると、単位は修得できないので、注意!
- 「履修上の注意」欄
- 「空欄」のため、具体的な履修条件や説明はないことを示している。
そもそも、コース推奨科目とは何のためにあるのか?を次のStepで確認します。
情報科学部では、2年生以降3つのコースに分かれ、より体系化し、科目履修の積み上げによって専門的知識を効率よく学ぶようにカリキュラムが組まれています。特に、積み上げ式カリキュラムを取り入れており、1年生春学期(1セメスタ)よりセメスタ/学年が進行するにつれて、基礎から応用へと知識が積み上がるように科目が配置されています。積み上げ式のカリキュラムを確認するには、カリキュラムツリーを確認する必要があります。
CFコースのカリキュラムツリーを例に考えてみる。縦軸の数字は「セメスタ」を表しており、縦に色が付いている部分については、履修すべき科目がどの分野に含まれているかを表しています。「並列分散処理」についてはNW(ネットワーク)分野と計算機アーキテクチャ・システム分野の両方に位置付いていることがわかります。
また、この分野群には、所属学科問わずCFコースに所属する学生として学ぶ必要がある科目(必修科目・コース必修科目)と最低限学んで欲しい科目(コース推奨科目)を掲載しています。
一番下の層が縦軸が「1」なので、1セメスタ(1年次春学期)を表しています。積み上げ式のカリキュラムを実施していますので、1セメスタで学んだ科目は、次のセメスタ(2セメスタ、1年次秋学期)の同じ分野に属する科目に繋がり、2セメスタで学んだ科目は3セメスタ(2年次春学期)の科目に・・・、と積み上がっていきます。これが積み上げ式のカリキュラムの特徴です。
1年生の場合には、カリキュラムツリーを確認して、2年次のコース選択の目安にしてください。情報科学部に所属する各教員は、各コースに所属しています(CSとDMの教員紹介欄に記載)ので、2・3年生の場合には、4年次の研究室配属の参考にしてください。
自分自身の履修すべき科目や卒業するための必要な要件が分かったら、次にその科目がいつ開講し、どの教室で授業を実施し、誰が担当するのか?などの情報を確認します。
具体的に情報科学部の『時間割表』を見ていきます。情報科学部の『時間割表』は、入学年度毎に時間割が異なりますので、ご自身の入学年度の『時間割表』を確認するようにしてください。
『時間割表』のヘッダー部分を確認すると、以下の通り「何年度の時間割なのか」、「春学期/秋学期なのか」、「何年度入学者用の時間割なのか」を確認することができます。
具体的な時間割表のヘッダ部分!
具体的な時間割表の読み方!
例
- 1列目(左端)
- 「開講時限」を表しています。
- 今回の例だと、「1」と書かれているため、1時限目です。
- 1行目(最上段)
- 「曜日」を表しています。
- 2行目(「曜日」の一段下)
- ヘッダの情報が記載されています。
- 「授業コード」:
- 授業1つ1つに割り振られている(開講年度における)唯一無二のコード。
- 授業コードで、その授業の情報が一意に定まります。
- 「科目名」:
- 授業コード
- 「担当」:
- この授業の担当教員、授業を実施する教員のこと。
- 「必修(CS/DM)」:
- 学科の欄に「○」が付いていると、その学科において「必修科目」を意味します。
- 欄にコース名「CF/IS/MS」が付いていると、そのコースにおいて「必修科目(コース必修科目)」を意味します。
- 欄が「空欄」の場合は「選択科目」を意味します、
- 「学年」:
- 掲載されている数字以上の学年の学生が履修できることを意味しています。
- 「1」は1年次配当、「2」は2年次配当、・・・を意味しています。
- 「クラス」:
- 履修できるクラスを掲載しています。
- 「A」と記載されている場合には、CSのAクラスの学生のみが履修可能です。
- 「CD」と記載されている場合には、DM(C・Dクラスともに)の学生のみが履修可能です。
- 「ABCD」と記載されている場合には、学科問わず履修可能です。
- 「教室」:
- 授業を実施する教室名が記載されています。
- 教室情報は、この時間割でしか確認できませんので、ご注意ください。
- 「単位」:
- 該当の科目の単位を修得すると、得られる単位数が記載されています。
- 単位欄に「※(米印)」がある場合には、2限(コマ)連続科目であることを表しています。
- 「授業コード」:
- ヘッダの情報が記載されています。
ここで、ワンポイント!
- プログラミング入門1(春学期前半)・プログラミング入門2(春学期後半)について
- (2024年度については)Aクラスの「プログラミング入門1」の授業コードは「J0420」で、「プログラミング入門2」の授業コードは「J0424」です。
- その他の情報は、Aクラスの欄に掲載されている情報の通りプログラミング入門1もプログラミング入門2も同じです。
- どちらの科目も「春学期履修登録期間中」に履修登録してください。
- 「片方しか履修登録しない学生」や「クラスを間違えて履修する学生」が毎年一定数います。履修登録の際には間違えないようにご注意ください。
- (2024年度については)Bクラスの「プログラミング入門1」の授業コードは「J0421」で、「プログラミング入門2」の授業コードは「J0425」です。
- その他の情報は、Bクラスの欄に掲載されている情報の通りプログラミング入門1もプログラミング入門2も同じです。
- どちらの科目も「春学期履修登録期間中」に履修登録してください。
- 「片方しか履修登録しない学生」や「クラスを間違えて履修する学生」が毎年一定数います。履修登録の際には間違えないようにご注意ください。
- (2024年度については)Aクラスの「プログラミング入門1」の授業コードは「J0420」で、「プログラミング入門2」の授業コードは「J0424」です。
次が履修登録を開始する前の最後のStepです。実際に自分が受けなければいけない/受けたい授業の内容や進め方、成績評価方法などを確認する方法を確認します。
『法政大学Webシラバス』からは、「授業の概要と目的」や「授業の進め方」、「授業計画」、「授業形態(対面 or オンライン)」、「授業で使用する言語」、「テキスト(教科書)」、「参考書」、「成績評価の方法と基準」、「学生が準備すべき機器他」などの情報が確認できます。これらの情報は『法政大学Webシラバス』でしか確認することができません。そのため、『法政大学Webシラバス』も履修登録前に必ず確認してください。
- 緑枠
- シラバスのみで確認できる内容
- 赤枠
- ①:科目名/科目名(英語)
- ②:担当教員名
- ③:主催学部・部局
- ④:授業の開講年度
- ⑤:授業コード
- ⑥:開講時期
『法政大学Webシラバス』には科目検索の機能が備わっています。それでは、実際に『法政大学Webシラバス』で調べたい科目を検索してみましょう。
(検索方法1)「科目群」から調べる
この方法は、卒業所要単位の科目群から調べることが可能です。
1 『法政大学Webシラバス』にアクセスする。
2 画面右上の①「年度」を選択してから、学部・研究科一覧から②「情報科学部」を選択してください。
3 画面上に「情報科学部」と記載されていることを確認し、③「自分の入学年度」を選択してください。
4 項番3で選択した「自分の入学年度」が画面右側のメニューに掲載されているか確認し、画面右側のメニューに表示されている④「科目群」を選択してください。
5 例えば「科学基礎科目」を選択したとすると、画面中央部分に⑤「科学基礎科目」と表示され、⑥「科学基礎科目」に属する科目の一覧が画面に表示されます。
(検索方法2)「開講・曜日時限」から調べる
1 『法政大学Webシラバス』にアクセスする。
2 画面右上の①「年度」を選択してから、学部・研究科一覧から②「情報科学部」を選択してください。
3 ③「情報科学部 全科目一覧」を選択してください。
4 ④画面中央部分に「①で選択した年度」と「③で選択した”情報科学部 全科目一覧”」と表示されていることを確認し、⑤「開講時期(”チェック”が付いたものを検索)」を選択し、⑥「曜日時限」を選択します。以下の例は⑤「全ての開講期」で⑥「木曜日2限」を検索しています。
5 検索が完了すると以下の通り、⑦「検索件数」が変化し、⑧に「検索結果の科目」が表示されます。
(検索方法3)「科目を検索」から調べる
1 『法政大学Webシラバス』にアクセスする。
2 画面右上の①「科目を検索」ボタンを選択します。
3 調べたい科目の条件を入力し、画面下段の「検索」ボタンを選択する。そうすると、該当の科目が表示されます。
ここで、ワンポイント!
シラバスの注意事項として、シラバスの検索で表示された科目について、自身が履修可能かどうかを、『履修ガイド』の「履修登録」と『法政大学Webシラバス』の「履修条件等」に記載されている内容を必ず確認してください。科目によっては履修制限があり、履修できない科目もありますので、ご注意ください。
Step.7 までの確認が完了したら、今学期の『履修登録のお知らせ』ページを確認し、実際に『法政大学情報システム』から自身の今学期の履修登録を実施してみましょう。 |