本学部生の 前原 理来 氏が内閣府主催「防災4.0ハッカソン」において防災担当大臣賞を受賞しました
本学部生の前原 理来 氏(コンピュータ科学科3年)が、2017年1月22日から23日に行われた内閣府主催「防災4.0ハッカソン」において、内閣府防災大臣賞を受賞しました。「防災4.0ハッカソン」は、災害発生から復興までの様々なフェーズで生じる課題を、ICT技術を用いて解決することを目的として開催された一般参加型のハッカソン(※)で、「もし自分の周りで災害が発生した時に必要なサービスやアプリ」をテーマとし、チームでアプリ開発を競いました。前原さんはこのイベントに個人で参加し、当日結成されたチーム「自分防災」で防災アプリ「自分サバイバル」を開発。全9チーム中、最も優れた作品として内閣府防災大臣賞が贈られました。
(※ハッカソンとは…「Hack」と「Marathon」をあわせた造語。 多様な参加者同士で少数のチームを組み、短期間で集中的にソフトウェアの開発や課題の解決を行う事を目的としたアプリ開発イベントのこと。 (「防災4.0ハッカソン」Webサイトより)
前原 理来 氏(コンピュータ科学科3年)による受賞コメント
大学に入ってからプログラミングによるものづくりに興味を持ち、2年間で様々な技術を学びました。主にAndroidアプリ開発を中心に勉強していて、今回のハッカソンを通して社会に貢献する形で自分の技術力をアウトプットすることができて、嬉しく思います。ハッカソンでは、日本の地震災害について常に考える2日間となり、どのようなリスクに備えなければならないかということを深く考えました。その中で地震災害の死亡者の8割が発災直後に亡くなっているというデータに着目し、それを解決するようなサービスを開発、提案しました。今後も自分の考えをアウトプットし、情報科学を通じて社会に貢献できるように努力を重ねていきたいです。
関連リンク
- 防災4.0ハッカソン
- 当日の記録写真