本学学部生の2名が情報セキュリティスペシャリスト試験に合格

左から合格した後藤 悠 氏(3年)と瀬川 史彰 氏(4年)

左から合格した後藤 悠 氏(3年)と瀬川 史彰 氏(4年)

本学学部生の後藤 悠 氏(コンピュータ科学科3年)と瀬川 史彰 氏(コンピュータ科学科4年)が情報セキュリティスペシャリスト試験に合格しました。情報セキュリティスペシャリスト試験は、(独)情報処理推進機構が実施している『情報処理技術者としての知識や技能の水準』を認定する国家試験である情報処理技術者試験の一つです。この情報処理技術者試験は要求される知識により「レベル1」から「レベル4」まで用意されていますが、情報セキュリティスペシャリスト試験は、このうちの「レベル4」、つまり最も難易度の高い試験の一つで、高度な知識や技能が要求されるものです。

なお、情報セキュリティスペシャリスト試験は、本学独自の奨学金であるL・U(リーディング・ユニバーシティ)奨学金の対象である難関試験です。

後藤 悠 氏(コンピュータ科学科3年)による合格の感想

学部生のうちに高度情報処理試験に合格することができ、とてもうれしく思います。以前から、情報セキュリティ分野には興味があり、IoT化が進む社会において、セキュリティリスクへの対応は欠かせないものだと考えていました。その為、今回の試験は自分の知識と理解を深める良い機会になりました。日々の授業で基礎を学んだこともあり、勉強期間は3か月程度でしたが、無事に合格することができました。今後セキュリティ以外の分野への視野を広げるとともに、実際の機器に触れることによって、座学では得ることのできない経験を重ねていきたいと思います。

瀬川 史彰 氏(コンピュータ科学科4年)による合格の感想

もともとセキュリティには強い関心がありましたので、学生のうちにこの試験に合格できたことを非常に嬉しく思います。セキュリティという名前がつく試験ではありますが、その対象の分野はセキュリティにとどまらずデータベース、ネットワークやOSなど幅広いです。しかし、これらはすべて大学の講義で学べるものです。そのため独学で補う分野はほとんどありません。特に尾花教授の「セキュアプログラミング」で学んだことはそのまま試験に活かすことができました。情報科学部の講義は幅広い分野をカバーしているので、このような試験に合格できる機会は多いと思います。今回の成果も私一人の力ではなく、指導してくださった方々のおかげです。この場を借りて心よりお礼申し上げます。

今後は資格で求められる知識だけでなく、現場で求められる実践的な経験やスキルを身につけることを心がけ、セキュリティに限らず幅広い分野で活躍できるように一層努力していきたいと思います。

関連リンク