谷山 拓未氏が特別協力企業賞「DERUKUI」を受賞

本学学部生の谷山 拓未氏が特別協力企業賞「DERUKUI」を受賞
受賞した 谷山 拓未 氏

受賞した 谷山 拓未 氏

  • 2013/03/29: 受賞研究の概要と感想を掲載しました。

本学学部生の谷山 拓未氏が、平成25年3月2日(土)、3日(日)に幕張メッセにて開催された第2回サイエンス・インカレにて発表した研究「ダンスミュージックの自動作曲プログラム」が、特別協力企業賞「DERUKUI」(東京エレクトロン株式会社)を受賞しました。

サイエンス・インカレは、政府の成長戦略実行計画(改訂工程表)や第4期科学技術基本計画において、その創設がうたわれており、昨年度から新たに実施されました。全国の自然科学分野を学ぶ学部生等に自主研究を発表し、競い合う場を提供することにより、学生の能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探求能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的としています。

受賞情報

受賞名
特別協力企業賞「DERUKUI」 (東京エレクトロン株式会社)
受賞年月日
2013年3月3日
受賞論文タイトル
ダンスミュージックの自動作曲プログラム
著者氏名
谷山 拓未 (情報科学部コンピュータ科学科3年・伊藤研究室)
著者出身高校
浦和実業学園高等学校 普通科 特進コース
会議名
第2回サイエンス・インカレ

谷山氏による受賞研究の概要

本研究は、フレーズを展開に合わせて変化させて反復するという特徴をプログラム化することでダンスミュージックの自動作曲を行うという手法です。自動作曲の分野においてダンスミュージックという一つのジャンルに絞ることでダンスミュージック独自の技法やアルゴリズムを発見することを目的としています。

谷山氏による受賞の感想

趣味の作曲をしているうちにダンスミュージックは一定のフレーズを繰り返すということがわかり、もしプログラム化が可能ならば自動作曲が出来るのではないか?という素朴な着想から研究をはじめました。当初は研究として成り立つのか不安な部分もありましたが、このような栄誉ある賞を頂き、非常に嬉しく、また今後も研究を続けていこうと思いました。

伊藤教授を始め、学部4年の先輩や院生の先輩の発表練習などの協力があっての受賞だと思っています。この場をお借りして改めて感謝の意を伝えます。

この「DERUKUI」という賞は、「出る杭を伸ばす」というコンセプトに基づき選別される賞で、自分の興味を追求している所が評価されたと考えています。他の学生の発表は正直自分の研究よりも非常に洗練されていて凄く良い刺激となりました。発表においても審査員の教授から鋭い質問を受けて、さらなる改善点を見出すことも出来ました。今後研究を進めた友人や後輩にもサイエンス・インカレを是非勧めたいと思いました。

関連リンク