Home Coming Day 2014 を開催しました

開催報告

勝又 大満

同窓会長 勝又大満 (一期生)

10月4日(土)に、情報科学部・情報科学研究科の卒業生・在学生を対象とした第7回ホームカミングディを開催いたしました。初の小金井キャンパス開催ということで名実ともにホームカミングディとなり、98名という多くの方々にご参加いただけました。今回も今までと同様、教授や在学生も参加され、久々に会う先生や友人との懐かしい時間や先輩、後輩との交流を思い思いに楽しまれていたと思います。また、今年は各研究室のパネル展示やデモ展示も併設し、こちらも大盛況でした。こういったところから産学協同のような化学反応が起こると面白いですね。

今年は、2009年度に馬研究室にて博士号を取得された高田勝裕さんに講演をして頂きました。高田勝裕さんはKauli株式会社を創業し代表取締役を務めていらっしゃいます。ご講演では昨今のインターネットにおける広告業界の変遷や最新技術等、大変面白く興味深いお話を頂き、皆さん熱心に聞き入っていました。質疑応答では予定時間を大幅に過ぎてしまいましたが、質疑応答後も長い質問の列が出来ており、大反響でした。

最後になりますが、先生方、高田勝裕様、情報科学部事務の皆様、設営お手伝頂いた皆様、スエヒロスタッフの皆様、同窓会スタッフのみんな、共に皆様の多大なご協力のお陰で今年もホームカミングディを開催出来ましたことを心より感謝いたします。お忙しい中貴重なお時間を割いて頂き有難うございました。ホームカミングデイのような幅広い年代、分野、職種、また在学生も含め一度に集まる機会というのは、とても貴重なものです。参加されました方々にとって何らかの収穫や新しい交流などがこの会をきっかけに生まれたのならば同窓会スタッフ一同嬉しく思います。

それでは、次回のホームカミングデイでお会いしましょう!

平成26年12月吉日
同窓会委員一同

雪田 修一 先生からのコメント

10月4日のHome Coming Dayには多くの卒業生に参加していただきました。小金井での初めての開催ということで在学生の参加も多く、先輩後輩の人脈作りが活発でした。今後も、このような雰囲気で開催できることを願うと同時に参加いただいた多くの卒業生に御礼申し上げます。

さて、今年は11月1日、小金井でもうひとつのイベントがありました。法政大学工学部が麻布から小金井に移転しての50周年の式典です。みなさんご存知の通り、情報科学部を含む理系4学部は工学部から独立発展したものです。こちらも多くの卒業生が集まりましたが、80歳を超える方も元気な姿を見せていらっしゃいました。我々のHome Coming Dayとは随分と雰囲気の違う集まりでした。後50年経つと、こういう風に我々のHome Coming Dayも熟成していくのかなあと見ていました。

法政大学をめぐっては、別のニュースもあります。法政大学がスーパーグローバル大学創成支援事業に採択されました。これにより、法政大学は今まで進めて来た国際化を更に加速することになります。少し戻ると、この4月、これもみなさんよくご存知の通り、東京六大学で初の女性の学長(総長)の誕生です。今までとは違ったリーダーシップに期待する人も多いと思います。私もその一人です。大きく変わろうとしている法政大学から目が離せない状況です。

情報科学部の周りの状況は恐ろしいスピードで動き始めましたが、変わらぬものがあります。それは学部創設の理念です。「モノづくりから概念づくりへ」は今後も生き続けるでしょう。昨今の情報科学・技術の移り変わりを見ていると、検索エンジン、ソーシャルネットワーク、タブレットコンピュータなど新しい概念が次々に作りだされています。情報科学部の卒業生たちは、単なる利用者ではなく、概念を作り手になることを期待しています。

では、また来年。

開催記念集合写真

開催記念集合写真