教員紹介

小池 誠彦 教授

小池( KOIKE) 誠彦( Nobuhiko) 教授

工学博士

コンピュータ基礎分野 並列処理システム研究室

主な研究領域

  • 並列・分散処理のアーキテクチャとその応用

研究室の学び

現代の計算機システムはスパコンからクラウド、個人向けのPC、タブレット、スマホに至るまで、殆ど全てが異種のコンピュータを連携させ並列化されています。ところがその目指す方向が異なります。消費電力当りの性能向上を狙うもの、科学技術計算性能の向上を目指すもの、ビッグデータなどのデータ処理、非数値処理性能の向上を狙うものなど様々です。本研究室はそれぞれの分野に向く様々な並列処理システム(アーキテクチャ)を模索しています。

社会との接点

並列計算機のアーキテクチャ(構成法)から始め、その上で実際に各種応用プログラムを開発し、必要に応じて基盤となるオペレーティングシステム、各種ツールを駆使して、実験システムを構築して評価するまでの技術を一通り習得することができます。これはハードウエア、オペレーティングシステム、応用プログラムと言った従来型の垂直方向に技術を積み上げる方法とは異なります。水平方向にも複数のコンピュータを連携させる必要があるので、多次元的に様々な技術を集結させる必要があります。学びを通じてコンピュータのジェネラリストとしての能力が育成されることになります。

現在のコンピュータシステムはクラウドコンピューティングへの移行が大きな流れとなっています。これは巨大な並列計算機そのものです。また、利用局面においても従来の、科学技術計算、ビジネス用途だけでなく、ビッグデータに代表されるデータ科学が新たな技術領域として萌芽しようとしています。この分野でも並列処理への期待が高まっている訳です。このように産業界で使われるコンピュータの基幹に関わる技術を習得するので、幅広い分野で活躍することができます。

主な卒業研究テーマ

  • 並列科学技術計算
  • 分散クラウド間連携技術
  • ビッグデータ処理方式の研究
  • 異種混合型並列処理方式の研究
  • Web サービス、Web ソケットを使ったサーバ連携の研究
  • ハイブリッド・クラウド構成で動くサイバー実験室の研究