2019年度法政大学情報科学部パンフレット

15 Faculty of Computer and Information Sciences 2019 CIS RAT 情報科学部では、実践的情報通信技術育成の一環として、CIS RAT*に 所属する学生が中心となり、学部で使用するコンピュータ・ネットワーク といった情報基盤システムを設計・構築・運用しています。 * Faculty of Computer and Information Sciences - Resource   Administration Team の略、公式サイト: https://rat.cis.k.hosei.ac.jp/ 情報科学部の情報教育環境において、RATメンバーが担っている役割に は以下のようなものがあります。 ●システムの運用と教員・学生支援 情報ラボ教室や教員や学生の教育・研究活動を支援するWeb・メールなど のサーバシステムを、年間を通じて運用しています。ここでの役割は、故障 などのトラブル対応だけなく、コンピュータ環境に問題が発生した学生を 個別にサポートしたり、新しいサービスのリクエストに応えたりしています。 ●貸与ノートパソコンの環境構築 本学部で全学生に貸与されるノートパソコンには、様々なソフトウェアが すぐに使えるようにインストールされています。200台以上のパソコンに 初期投入されるこのソフトウェア構成は、RATに所属する学生により構 築されます。4年間の講義・学習・研究活動に困らないよう、最新のソフト ウェア環境を構築しています。 これらの活動を支える知識や技術力は、全員、定例会や勉強会を通じて 入学後に身につけたものです。お互いに切磋琢磨し知識や技術を知るこ とで、日々発生するシステムに関する問題への対応や、技術の向上や新規 サービスの模索に努めています。また、システムリプレースや貸与ノート パソコンの構築では、技術的な経験だけでなく、納入業者や教職員との 打ち合わせ、要望の取りまとめや共同作業、後輩への技術継承のための ドキュメント作成など、非技術的な活動も行っており、非常に貴重な経験 になります。RATに所属する学生は、こうした経験を通じて、コミュニケー ションやリーダーシップなどを学び、単に技術に詳しいだけでない優れた 人物になることを目標に活動しています。 CIS RATは、2001年4月に情報教育教室(情報ラボ教室)の利便性や セキュリティの向上を考えた本学部の学生有志(当時学部2年の1期生 達)によって結成された情報環境支援チームです。活動の目的は教育・研 究等に使用されるコンピュータシステム環境の提供ですが、単にサーバ・ クライアント等のコンピュータ・ネットワーク環境を構築・維持するだけで はなく、次期システムの仕様・設計の検討にまで携わります。毎年新しい メンバーを迎え入れながら、情報科学部をより魅力的にすることを目指 し、技術の継承と新しいサービスの展開を積極的に進めています。 学生による 情報システム運用 ●システムリプレース ラボ教室などの情報教育基盤システムは更新(リプレース)される際には、 RATメンバーは構成を検討する段階から参画し、納入された機材でシス テムの構築を行います。2015年3月に実施した大規模リプレースでは、 深層学習(ディープラーニング)のような最新のAI技術の実現など、様々 な場面で活用できるGPUクラスタ(160論理CPU、17,920CUDAコ ア)の構築と、110台のクライアントPCシステムの構築をRATメンバー のみで行いました。サーバにはシステムの耐障害性を考慮した仮想化技 術によるクラスタ環境、クライアントにはWindows・Linux・Mac環境と もにネットワーク経由でOSを起動するネットブート構成、ネットワークに は最大10Gbpsの高速な通信速度と冗長性の確保が可能な構成といっ た、最先端の技術を用いた実践的な情報環境を構築しました。 CIS RAT とは RATの役割 技術だけでない基本的な資質の向上

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