高度情報処理技術者を目指す学士力の育成

法政大学・情報科学部の取り組みが、平成21年度、文部科学省による「教育GP=質の高い大学教育推進プログラム」に選定されました。これは、情報処理の分野において、単なるプログラマやSEを超えた「高度情報処理技術者の育成」という取り組みです。未来を見据え、これまでにない視点と技術を備えた「新世代ITクリエイター」が本学部から巣立っていく日は、近い。

高度情報処理技術者の育成 7つの取り組み

プログラミング教育の「仮想少人数クラス」

情報処理技術の最も重要なスキルであるプログラミング教育を、CG、Web、サウンドなど、興味の持てる題材別に細分化。学生の適性と習得度に合わせた演習を行うことで、仮想的に少人数クラスのきめ細かな教育を実施します。

情報科学リテラシ科目を新設

膨大な情報をコンピュータで扱うためには、コンピュータで扱う前に、まずは情報を理論的に整理し、分析し、共有できる能力が不可欠です。「情報科学リテラシ」とは、情報を処理するための基本的な能力、つまり、情報収集力・整理力・発想力をいいます。

「1万行演習」で使える実力を身につける

プログラミング能力を高めるには、多くのプログラムを作成するのが早道。本学部では4年間に総経験として1万行の作成ができるよう演習科目を設定し、実社会ですぐに役立つ「実学」を実践しています。

ガラス箱オフィスアワーセンター

授業では手を挙げにくかった質問、先輩に聞いてみたい疑問などを、ガラス張りのスペースで気軽に相談できるセンターを設けています。コンピュータも設置されているので専門的な質問や個人的な相談ができます。

やる気のある人に「リクエスト集中講座」

やる気のある学生に対し、夏休みや春休みの長期休暇中に最先端の知識を学べる集中講義を行っています。ここで取り上げる講義内容は、学生の希望や提案を反映させていきます。

ポートフォリオ評価でよい面を伸ばす

「ポートフォリオ」とは、各学生が「何をしたいか」「何が得意か」などを記したもの。これをもとに、担当教員が一人ひとりに対して希望や適性に合った目標をアドバイスし、よりよい将来の設計図を描きます。

専門スキル情報も大学から発信

学生が「やりたいこと」を自ら見つけるために、道標となる情報に接することのできる講義を用意しています。たとえば、キャリアデザイン講義。IT技術者として活躍しているOBを講師として迎え、大学で学べること、学ぶべきことを語っていただきます。